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土の中から掘り出したガラスびんを研究してます


by HBC-BOW
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廃村を狙う→空き家荒しではありません!

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このHBCブログには、「廃村を狙う!」と云う言葉が度々出てまいります。
誤解のないようにここでお断りしておきます。
我々HBCが、廃村へ行くのは、そこにある廃屋や空き家へ忍び込んで、家の中を
物色することではまったくありません。
我々は、その集落のハケ(ゴミ捨て場)を探しに行くのです!
また、我々が行く廃村は、家屋が残っている場所は少ないのが現実です。
我々HBCは、庄司太一ボトルドクターが推奨するアメリカのボトルディギングの
やり方を日本で行っている倶楽部です。
庄司先生云うところの「ジャパニーズ・ボトルディギング」の実践です。
アメリカのボトルディギングは、西部のゴーストタウンなど、まずめぼしい場所を
決めて、図書館なのでその土地の古い地図を入手し、その土地に所有者がいれば
承諾を得て、そのゴーストタウンの家屋があったであろう場所のトイレ跡を
見つけ出して、数メートルも掘るのが、アメリカ流です。
禁酒法時代、のんべぇは母屋から離れたトイレで隠れて酒を飲み、そのままビンを
ドボンと捨てたそうです。
驚くのは、1920年前後のその禁酒法時代の密造酒に使われた、ボトルが素晴らしいと
云う事実です。何も密造酒ならそんな凄いボトルを造らなくてもと思いますよね。
海外、特に欧米では古いガラスびんを愛好する「ボトル倶楽部」が沢山現存します。
彼らは、「オールド ヒストリー ボトル」と云って愛好し、マニア向けのプライス
ブックも存在します。
話を戻しますが、
このように我々HBCが、廃村を目指すのは、手っ取り早くタイムスリップすることが
出来るからなのです。
ですから、廃村となった時代が古ければ古いほどよい訳です。
そして、その集落のハケ(ゴミ捨て場)を探し出すことが大目的なのです。
運良くハケが見つかれば、一足飛びに明治、大正、昭和初期のガラスびんにお目に
かかれるかも知れないのです。
そして、日本の場合、アメリカのように何メートルも掘ることはありません。
だいたい、廃村へ行くと表面採取がほとんどです。
つまり、捨てっぱなしの状態が多いのです。それも集落のハケなどは特にそうです。
掘る必要なしです。
ですから、廃村が良いのです。
但し、廃村と云えども日本の場合は、ほとんどが私有地です。
立ち入り禁止の場所も沢山あります。
我々も社会の一員として良識の範囲内で活動しています。
しかし、風化し歴史からも抹消されてしまう村もあるのが事実です。
我々は、そんな時間の止まった空間を求めて、彷徨い歩くビン野郎どもです。
そんな時空の切れ目に宝石のようなガラスびんを見つけることを至福の喜びとして
活動している者たちの集まりなのです。
庄司先生の受け売りですが、

「一度、役目を終えたガラスビンに、もう一度新たな光を当てるのが
ボトルディギング。
その第二の人生を与えられたビンたちは、鉱物のように美しい・・・」
by hbc_nkzk2 | 2008-12-09 12:47 | ボトルディギング