「THE 蔵出」-2
2008年 02月 19日
事前に叔父さんから「汚れるから着替えを持って来なさい」と云われ、万全な体勢です。
お天気も良く、暖かな蔵出し日和となりました。
現場へ到着すると、叔父さんは蔵出しのポイントをすべて鍵を開けて待っていてくれて
おり、まずは順番にポイントを案内してくれました。
事務所、実験室、酒蔵、物置、ガレージ、蔵、石蔵です。
まったく「いたれりつくせり」の出迎えです。感謝感激・・・
ニコニコ団は、初対面ですし、私が突然「蔵出し」に行くことさえ、ちょっと図々しい
ことなのに叔父さんは、温かく迎えてくれました・・・
醸造所の中は、完全に時間の止まった空間でした・・・我々HBCは、なぜかこのような空間が=好き=なんです・・・
ここで長年造られて来たお酒の名は「常の誉れ」(トキノホマレ)です。
2階の事務所の壁にポツンと隆盛時代の白黒写真が、セピア色になって残って
いました。
写真を額から外してみると、厚さ調節に新聞紙が挟んであり、昭和25年のものでした。
1950年、戦後復興期の時代です。ですが、この小峯酒造の歴史の中では、ほんの
1ページに過ぎないのかも知れません。
この小峰酒造へは、常陸の宮様も訪れたことがある名士の家系です。
昔、母屋にはその時の記念写真が掲げられていました。
私の中では、様々な思いを巡らせながらの物色でした。
しっかし、だれにも気兼ねせず、思い存分の物色は初体験とは云え、最高に気持ち
良し!っす!ちょーーーーーー最高!!!!!!
これだけの敷地です。叔父さんに聞き込んで「ガラスのハケ」まで突き止めました!
でも、やはり割って捨てていたそうで、割れたガラスの山。
そして、当然ながら「酒びん」が多く、ちょっと掘るにも危険な状態でした。
今日一日で、一通り我々HBCなりのお宝の掘り出しを行うことが出来ました。
持ち寄ったお宝を1ヶ所に集め、最後に叔父さんチェックをしてもらいHBCカー満載で
後ろ髪を引かれながら、小峰酒造所を後にしました。
本日の宿は、日本での宿泊施設稼働率94%を誇る「鵜の岬」です!
この宿がとれたのは、ほんと奇跡に近い!叔父さんもうらやましがってました!
蔵出しお宝の公開は、次回!!!