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土の中から掘り出したガラスびんを研究してます


by HBC-BOW
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「THE 蔵出」-1

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ここは、私の父方の親戚筋で340年続いた由緒ある造り酒屋です。高台にあり、
その昔は出城だったそうです。敵が攻めて来た場合に逃げ道として、庭の裏に、
抜け穴のトンネルが残っています。
敷地は、3000坪あるそうです。
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ですが、もう数十年前に造り酒屋は廃業しており、高台より離れた場所で酒屋を
営んでおりました。でも一昨年、叔母がガンで亡くなったのを契機にこの地を
叔父が手放すこととなりました。
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幼い頃は、いとこの姉弟と母屋でかくれんぼをしたり、五右衛門風呂に入った
記憶があります。母屋は、改装されてしまいましたが、昔は、ふとん部屋が
あったり、女中さんの部屋が使われずに開かずの間になっていたり、トイレに
行く途中には、水の流れる中庭があるような、それはそれは犬神家のような
家でした。
私は、夜トイレに行くのがとても怖かった憶えがあります。だって、とっても
とっても遠くて、それはそれは暗かったんですから・・・。
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とても優しかった叔母は、何年もガンを患って入退院を繰り返していました。
それを聞くと、かえって足が遠のきました。
私は法事の時ぐらいにしか会っていませんでしたし、ましてやこの小峰家へは
何十年も来ていませんでした。
叔母が逝去して、30数年ぶりにこの地を訪れました。
古いモノが好き、古いたたずまいが好き。でも自分の幼い頃の想い出がある地は
やはり、一言では片づけられない何かがあります。
何十年も近寄らなかったクセに、図々しくも「蔵出しさせて!」などとなかなか
言い出せず、まず私の母親経由で打診してみました。
やっぱりとっても興味がありましたから・・・。
それを叔父は、「何もないけど、よかったら遊びに来て」と云ってくれました。
ところが、よく話を聞くと、叔母が存命中に身の回りの整理も兼ねて、鑑定団が
入ったと云うのです。
2トントラック3台を満杯にして30万円を置いていったそうです。
隊長に云わせると、プロが30万円も置いて行くことは稀で、よっぽどいい物が
沢山あったのだろうと云います。
そんなこんなで期待と不安を胸一杯に「小峰酒造」へ乗り込みました!
by hbc_nkzk2 | 2008-02-14 20:27 | トレジャーハンティング