「ばあちゃんのハケ」-1
2012年 02月 12日
スランプが続いていました。
新たなハケを探せど探せどパッとしない・・・
そこで、いつものフィールドよりも少し遠出することになりました。
過去にももちろん数回かよって、それなりの成果をあげてはいましたが
遠方のために少々遠ざかっていたエリアです。
この日は、まだ手をつけていないエイアのタッチ&ゴーを行う予定でした。
しかし、その途中でナビに登録していた昔行ったハケ
「ばあちゃんのハケ」を発見し、ちょっと寄って行こうとゆうことに
なったのでした・・・
どうやら、それがビン運を呼込んだようです!
何気ない薬びん。しかし、良く見たら「陸軍」のエンボス!
ECLESのエンボス
薬でしょうね。反対面には大正製薬株式会社の英文エンボス。
いやーでもこれ外国のビンかと思いましたねぇ。部長出し!
出ました「黄金水」これ欲しかったんですよ。
私は一番ポピュラーなこのサイズを持ってなかったので!
そして、ちょっとレアなの出ました(笑)
丸に美のマークと心斎橋、銀座、日比谷「味のデパート美松」のエンボス。
最初は、丸美屋かと思いましたが、その昔日比谷公園前にあった
美松百貨店のPB(プライベートブランド)モノですね!
でも中身は不明です・・・
そして、下のボトル。
文句無く、この日一番のレアもの! もちろん部長出し!
しかし、残念ながら半分が割れてます。
Dr WAMAN COPAL'S SARSAPARILLA BOMBAY のエンボス。
サルサパリラ(Sarsaparilla)とはサルトリイバラ科シオデ属
(サルトリイバラ属)の植物なんだそーです。
サルトリイバラ属はつる植物で全世界に約350種が分布し、古くからハーブ
・山菜や生薬・漢方薬に用いられ、リューマチや痛風、風邪、解熱剤として
使用され、ヨーロッパでは16世紀から淋病や梅毒などの性病の治療薬としても
用いられていた。サポニン配糖体が多く含まれ、一時は運動能力を高める
として、ステロイド剤としても使われたことがあった。その他皮膚疾患
(おでき、ただれ、ニキビ、湿疹、乾癬)、水銀中毒の薬の材料としても
使われていたのである。利用部位は主に乾燥した根及び根茎である。
【ウェキペディア参照】
こう聞くとなんか難しいですが、あれですよ、ルートビアや
ドクターペッパーの成分です!
こんな田舎にインドものがあるなんて!と驚いていたのですが
その後、隊長がビンを洗ってよく見たら、側面にも英文エンボスがあり
びん底には、なんと「made in japan」 のエンボスがあったそうです!
詳細は、次回!
隊長は、こんなのを救出しました。
農協のノンちゃんですって(笑)。 全長約600mm。
この「ばあちゃんのハケ」命名の由来は、隊長と部長でハケを探している時、
近くにいたばあちゃんにこの辺に昔のゴミ捨て場はないかとインタビューして
教えてもらったことから名付けられました。
しかし、その後、私も案内されて来ているのですが・・・なぜかその時は成果を
あげていません。理由はだれも記憶していないのです・・・
その頃は、あまり掘っていないのは確かですねぇ。なぜでしょう???
もうかれこれ5〜6年前のことです・・・
このハケは、もう2〜3回は行けますね。
でも、このハケよほど住み心地がよいのか・・・ヘビ君の巣窟です(汗)
それもビンの中でヌクヌク冬眠しているヘビ君の多いこと多いこと・・・
私は、ムカデじゃなければ大丈夫なんですが、これだけ多いとちょっと閉口
しますね。
掘り出したビンは、だいたい泥だらけで真っ黒。それを手で泥を拭って
なんのビンなのか、エンボスはないかを調べます。
その泥を払ったビンの中にとぐろを巻いたニョキニョキ縞ヘビ君がいると
思わずビンを投げ捨ててしまいます。
さすがにグロでキモイです(笑)
部長は、可哀想です。でも全然凹みませんが(笑)
今年、やっと少し光明が見えてきました。
今週末は、第26回ビン会議でこのエリアを徹底的に検証します。
また、今年はなんと平成ボトル倶楽部、創設10周年なんです。
ビン会議では、この10周年記念行事についても議題にあげられています。
次回は、このビン会議の模様をご報告する予定です。