わかもと「パチもの」
2011年 09月 11日

以前も何度か紹介しましたが、これほど似ている「わかもと」は
初めてです。
左が本物。右が偽物?です。
本物の胴径約45∅、全長約112㎜に対して、胴径約43∅、全長約118㎜。
なぜか、少々細身で高さが微妙に高い・・・
「わかもと」の特徴、ネックに「わかもと」のエンボスが偽物には
ありません。
また、胴回りに入ったビード。本物が5本線に対して偽物は4本。
なんとも云いがたい模倣です。

そして、何より決定的なのは「わかもと」びんの雰囲気を一番醸し出して
いる斜めに堂々と表記された英文のスクリプト書体が異なります。
上は、お馴染みの書体。

そして、これがパチもの。
全体の造りは似せているものの、最初の「W」がまったく違います。
これは、意図的なのか・・・アホなのか・・・

こうやってよくよく眺めるて見ると

本物の「わかもと」英文ロゴの「W」は独特なオリジナルの造りに対して
偽物は、よくある一般的なスクリプト書体であると云えます。
オリジナルは、アールデコの影響がうかがえます。
もしかすると偽物は、ずっと時代が後にできたものでしょうか・・・?

「わかもと」は現在も現存する超長寿商品です。

大ヒットして売れた商品には、必ずこのような模倣品があるんですね〜。

それにしても商品名をそのまま使った偽物は判断が難しいですが
面白いですね。
時代がもっと古い薬系では、岸田吟香の目薬「精錡水」(せいきすい)は
もっとも偽物が多い目薬なのだそうです。
以前、庄司先生から教えてもらいました。

私は、この「Wakamoto」の英文書体にしびれた一人です。
頭髪用の「Kaminomoto」のロゴタイプも素敵ですが!
by hbc_nkzk2
| 2011-09-11 16:52
| わかもと

