2003年ニコニコ団と初めて訪れて掘り出した神薬群 八角神薬は割れてました
2003年ニコニコ団と初めて訪れて掘り出した神薬群 八角神薬は割れてました
いよいよ3月8日にグラフィック社から「日本のレトロびん」が発売されまっす!
平成ボトル倶楽部は、監修をやらせて頂きました。
発売に先立ち、ちょいと中身を少しだけ・・・
しかし、ここまでの道のりは信じられないぐらいの早さでした〜
そもそも、こんな期間で出来る訳がないと庄司先生がお断りした企画が
我々のところに回って来たのは昨年の11月。
ムックって、3ヶ月で仕上げてしまうんですね!!!
それも、年末年始の休日もはさんでますから、実質もっと少ない期間でした。
最初に企画書と台割を見せてもらいましたが、ほとんど内容は未確定でしたね。
私もグラフィックデザインの世界に身を置いていますが、さすがに信じられない
動き方で度肝を抜かれました〜〜〜
当初は、何十ページかをHBCコレクションで埋める予定でした。ところが
段々と量が増え、最終的には監修も依頼され、受けるカタチになりました。
しかし、なんと云っても撮影を1日で済ませてしまったのには、安堵と驚愕でした。
11月に拙宅の居間に撮影装置を2台構えて、カメラマン2名でガラスびんを
撮りまくったんです。カメラマン1人にスタッフと私、もう一人のカメラマンに
スタッフと隊長、それに部長も手伝いながらの大騒動でしたね。
11月は、年末に向けて私も隊長も仕事が繁忙期に突入してますから、事前に
どのビンをチョイスするかなどの綿密な打ち合わせもできず、また編集者の
意図する絵も事前に確認できていないまま、どんどん進行してしまいました。
ちょっと言訳ですが、今回この本の構成・編集には一切関わっておりません。
その後は、校正、校正の嵐・・・それも時代考証には手こずりました。
これまでの資料をひっくり返し、読み返し・・・自分がいかにニワカ研究者?いえ、
なんちゃって研究者だったってことが身にしみて分かりました〜
やはり、今更ながらですが、庄司先生の偉大さを思い知らされました。
しかし、大事な校正戻し期間にインフルエンザにかかってしまったのにはさすがに
閉口しました(笑)
と云うことで、ここでハッキリ述べておきますが、今回のこの本は超マニアには
物足りないです。初心者向けですね。
超マニア向けでないのは、載っているガラスびん自体が既視感のあるものばかりで
初見のものが少ない点にあります。
この原因の1つは、出版社の方針もありますが、有名メーカーの古いガラスびんは
掲載の承諾が必要だと云うことです。
ですから、大正期のカルピスもキンカンも、またパチ物なども、今回は掲載されて
いません。
そして、2つ目は、我々HBC内でベストチョイスができなかったことにあります。
これはもう、申し訳ないと謝罪するしかありません。でも、やはり最初に編集構成に
ついてもっと深く話し合えていれば…とも思え、反省と後悔が残ります・・・
でも、本の構成は日本のこれまでのガラスびん全体を、歴史もふまえて包括的に
捉えていますので、超マニアにも新しい発見があるかも知れません。
ので、是非一冊どうぞ!(笑)
最後になりましたが、グラフィック社の山本さま、企画/編集の宮本さまには、大変
お世話になりました。ありがとうございました!
この本が第一ステップとなり、次回は是非、超マニアックなガラスびん本を再び発刊
できることを願っております。
グラフィック社 日本のレトロびん
*
これは、「ヨデュウムエキ、東京 高田製」です。
散歩中に拾いました〜♡
新年に必ず散歩がてら行く場所があります。
だれーもいない(流行らない)稲荷神社でお参りして、それからブラブラするコースです。
その帰りに小さなハケがあるのです。
数年前の正月には、落ちてる枝でつついたら立派な瑠璃色の神薬が飛び出てきたこともあります。
でもその後、二匹目のドジョウには出会ってません。
この日は小銭が100円しかなかったのですが、ちょっと気張って100円をお賽銭に投げ入れ
必勝祈願して(って何を必勝祈願すんねん!)ブラブラ歩いてプチハケへ行ったのです。
以前この場所は、何度かチャキでほじくり回してさらっています。
でも、ポロっと顔を出してました。そんなもんでしょうかね。
たいしたお宝ではありませんが、ちょっと心はホッコリです♪
そして、こちらは初見のセーキット! サーキットではありません。
これは拾い物ではありません。
私の影響でガラスびんに興味を持った姪が拾ったそうです。
初見だったので、奪い取って来てしまいました(笑)
やっぱり私は、ドロボーでしょーか・・・???
*